タイ王国とは?

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タイ王国とは? About Thai
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タイのキホン

タイの国名

タイ語での正式名称は『ラート・チャ・アーナーチャック・タイ』と言い、略称で『ムアン・タイ』や『プラテート・タイ』と言います。
英語表記での正式表記は『The Kingdom of Thailand』で略称として『Thailand』となります。
日本語での正式表記は『タイ王国』となり通称は『タイ』や『タイランド』と称されております。また、漢字では『泰国』や『泰』と表記されます。

1939年までは『Siam』(タイ語発音:サヤーム、英語発音:サイアム)が正式国名でした。
その当時は『シャム』と発音しビルマのシャン族の『シャン』やインドのアッサムやアーホム族の『アーホム』が語源と言われております。

シャム猫はタイの王室や貴族など高貴な血筋の家系でのみ飼うことが許されたタイ産の猫です。
また、タイにおいて地名や会社名で『Siam(サイアム)』と見かけますが、これは日本でも日本**工業やニッポン**と言う会社名があるのと同じように、タイの国ということを表しております。

タイの先祖と国家の始まり

中国華南に住んでいたタイ民族がインドシナ半島を南下して、現在のタイの位置に定住するようになったと言われており、それまではモン族やクメール人が先住しておりました。
最初の国家とされるスコータイ王朝は西暦1238年に始まりました。

タイの仏歴は西暦に対して543年早いです。
ですから現在の西暦2020年はタイ仏歴2563年となります。

タイ語

タイでの公用語はタイ語となっており、声調言語で5つの声調があり、42個の子音と8個の基本母音と11個の二重母音と特殊母音との組合せと先ほどの声調から成り立っております。
タイ語は、その声調(発音)が曲者で、例えば”マー”と言う言葉は声調によって『来る』と言う意味になったり『犬』と言う意味になったりします。

よく日本人がタイ語学校に通ってタイ語が話せると思い込み、街中の一般タイ人と話をしても分かってもらえないのがこの声調をキチンと話ししていないからなのです。

ですから、タイ語は読み書きができるとキチンと声調も理解できるので、キチンとしたタイ語が話したり聞いたりできると言われております。

気候

タイの気候は熱帯性に分類され、タイは年中暑いというイメージですが微妙に季節が素材しております。

乾季:11月-2月

雨はほとんど降らず比較的涼しい日もあり、摂氏20度を下回る日もあります。
この時期は観光などのベストシーズンです。

暑季:3月-5月

3月から気温がグングンと上がり、4月中旬のソンクラーン(タイ水掛け祭り)時期が暑さのピークを迎えます。

雨季:6月ー10月

6月頃はたまにしか雨は降らないが、雨季の後半は毎日のように雨が降ります。但し、日本のようにシトシトと長時間降るわけではなく、短時間でザーっとバケツをひっくり返した感じで一気に降ります。
また、雨季に突入した5-6月の季節の変わり目ではマンゴーなどのフルーツが大変美味しい時期でもあります。

数字で比較するタイと日本

項目 タイ 日本 *比率(%)
国土面積(㎢) 513,115 377,873 135.8
人口(万人) 6,779 12,644 53.6
人口密度(人/㎢) 132.1 337.6 39.1
1人当たりのGDP(米ドル) 19,476 44,227 44.0

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