【バンコク初心者必見!】センセープ運河を走る水上バスに乗ってみよう!

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センセープ運河水上ボートの乗り方 About Thai
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【バンコク初心者必見!】センセープ運河を走る水上バスに乗ってみよう!

センセープ運河とは?

バンコクはかつて”東洋のベニス”といわれたほどたくさんの運河がありますが、このセンセープ運河はバンコク・パンファーリラート桟橋から東に約80km先のチャチェンサオ県・バンパコン川までを結んでいるとても長い運河です

センセープ運河とは

センセープ運河の水上バスとは?

この水上バスは正式名称を”Sean Saep Boat Service“と言い、プラトゥーナム船着場(Center Pier)を中心に西側は”ゴールデンマウントライン(Golden Mount Line)“、東側は”ニダライン(NIDA Line)“と2つの路線に分かれており、最西端のパンファリラート(Phan Fa Lilat)船着場から最東端のワットシーブンルアン(Wat Sriboonreung)船着場まで総運行距離 約18km、全部で28ケ所の船着場があります

一般的には通勤や通学・買い物などで利用されており、渋滞が無く、また料金も安いことからタイ庶民には欠かせない交通手段となっております
日本人などの外国人も この水上バスを有効利用することにより、観光や買い物などの行動範囲が格段に広がります

水上バス路線

ゴールデンマウントライン(GOLDEN MOUNT LINE)

プラトゥーナム船着場(CENTER PIER)から西側方面へ向かう路線。全部で5ケ所の船着場があります(センターのプラトゥーナム船着場を含む)

ゴールデンマウントライン

ニダライン(NIDA LINE)

プラトゥーナム船着場(CENTER PIER)から東側へ向かう路線。全部で24ケ所の船着場があります(センターのプラトゥーナム船着場を含む)

ニダライン

NIDAとはNational Institute of Development Administrationの略でタイ国立発展行政大学院のことです

水上バスの利用例

買い物

自分の住まいがスクムビット・トンロー通りなのでセントラル・ワールドなどに行く際は、トンロー船着場からプラトゥーナム船着場までをよく利用していますが、BTSに比べて料金が安く、渋滞もなく到着してから歩く距離も短くて重宝しております

トンロー赤バスとボートの乗り継ぎ

プラトゥーナム船着場周辺マップ

また、東のザ・モールバンカピ船着場にある大型商業施設ザ・モール・バンカピ店にもたまに買い物へ行きますが、ここまでくると庶民的なタイ人が多く物価が安く 何か癒されます

現在、ザ・モール・バンカピ店周辺は高架鉄道(BTS)の工事で渋滞が激しく、水上バスを利用すると渋滞にも巻き込まれずスムースに行き来ができます

観光

最西端のパンファーリラート船着場の近くには”ワット・サケット“(黄金の丘)というアユタヤ王朝時代からある古い寺院があります。このお寺は344段のらせん状の階段を上ると、高さ約80メートルの黄金の丘に辿り着きバンコクを一望することができます

あとは、バックパッカーの聖地”カオサンロード”にもここからは比較的近く、”王宮”や”ワット・ポー”など旧市街地にも比較的近くアクセスすることができます

パンファーリラート船着場周辺マップ

また最東端のワットシーブンルアン船着場にはその名のお寺が隣接しており、また近くには飛行機墓場と呼ばれているカオスな観光名所?もあります

ワットシーブンルアン船着場周辺マップ

運行時間

平日は5:30-20:30まで、休日は6:00-19:00くらいとなっており、その路線と船着場によって時間が異なります
運行時間はだいたい15-20分間隔です

運賃

運賃は10バーツから20バーツで、乗り降りする船着場の数(距離)で料金が決まります
*2020年3月19日より正規運賃より1バーツ値引き中

水上バス乗り場

プラトゥーナム船着場(CENTER PIER)だけは”のりば”と”おりば”が違う場所(対岸)にありますが、それ以外の船着場の”のりば”と”おりば”は同じ船着場にあります

プラトゥーナム船着場の詳細

水上バスの乗り方

始発以外の船着場ではボートが到着後、降りる人が優先で全ての人が降りてから乗船しましょう
ボートの前後に座席があり、中央部にエンジンルームがあります

ボートの後方はエンジンのオイル臭がするのと水しぶきを浴びやすいので、自分はいつも前方に乗っています
乗り降りする際は、携帯電話などはカバンにしまい、またカバンもチャックするなどモノを運河に落とさないように気を付けましょう!

運賃の支払い方法

乗船するとオレンジ色のライフジャケットを着た船員さんが料金の徴収に来ますので、行先を告げて料金を支払いましょう。料金を支払うとチケット(写真参照)を渡されますので保管しましょう。(別の船員さんが徴収しに来た際に、そのチケットを見せればOKです)

ボートチケット

万が一、料金が判らない場合は20バーツ札を出せばOKです!
プラトゥーナム船着場はそのまま『プラトゥーナム』と言っても通じません・・・『パトゥーナ』と言いましょう!
また『ザ・モール』も通じません・・・『ド・モー』となります

ゴールデンマウントラインとニダラインを乗り継ぐ場合

例えばトンロー船着場から最西端のパンファーリラート船着場まで行きたい場合、まずは乗船後にパンファーリラート船着場までの料金を払いチケットを受け取ります
そして、プラトゥーナム船着場で一旦降りて、その同じ船着場(進行方向前方)からゴールデンマウントラインのボートに乗り換えます
乗り換えた後、船員さんが料金の徴収に来た際に先ほど支払ったチケットを船員さんに見ればオッケーです

水上バスに乗っている時の注意点

揺れ対策

もし、座席に座れなかった場合は、揺れる場合があるので天井にある手すりかロープを持ちましょう

水しぶきに注意

この運河は生活排水が流れているので、とても不衛生です。天候があれている時やボートが対向したさいに水しぶきが掛からないように注意しましょう
また、ボートには丸いつり革(右側の写真参照)のようなものがあり、これを下に引き下げると水よけシートが上にあがる仕組みになっております。

ボートのつり革

救命用具(ライフジャケット)の活用

天井にあるオレンジ色のものは救命用具(ライフジャケット)となってます。もし、転覆など緊急の場合に使用します

ライフジャケット

*このライフジャケットの絵をよく見るとイケメンのお兄さんが救命用具を抱えて腕を組んでます

ライフジャケット拡大

エンジンルーム後方は避けましょう

ボートの中央部にエンジンルームがあり、この後ろに立っているとエンジンからの排ガスをもろに受けたり、オイル臭がする場合がありますので、エンジンの後方側を避けるかハンカチなどで覆いましょう

ボートのエンジン部分

水上バスの降り方

目的地に近づいたら出来るだけ出口付近へ移動しておきましょう
また、乗り降りする人がいなさそうな船着場の場合はボタンを押しましょう(メジャーな船着場はボタンを押さなくても停留します)
ボートが船着場に到着し接岸してから落ち着いて降りましょう
この際も携帯電話などはカバンにしまい、運河へ落とさないように気をつけましょう

ボートの降車用ベル

まとめ

・買い物や観光の行動範囲が格段に広がる
・渋滞が無く、料金も安い
・運行時間は休日で6:00-19:00で15-20分間隔で運行
・料金は10-20バーツで距離により変動する
・乗り降りの際は携帯電話などを運河に落とさないよう注意
・水しぶきや揺れに注意
・ボート後方はエンジンの排ガスやオイル臭に注意

**ボートの乗り方について動画をアップしていますので、こちらもご覧ください**

**こちらはパドゥンクルンカセーム運河の水上バスの動画です**

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